フィギュアスケートのISUグランプリファイナル2017、男子シングルの出場選手を決めるポイントランキングから出場条件をまとめてお届けします。

スケートアメリカの結果をポイントランキングに反映し、ファイナル出場を決めた選手を一番下に掲載しました。

10月から始まるグランプリシリーズ2017では各選手が6戦のうち最大2試合にエントリーし、順位をポイント化してファイナルを目指します。

グランプリファイナルの出場選手の人数はわずか6人と世界一決定戦の中でも出場条件が厳しい大会です。

↓ファイナル出場選手と出場条件はこちら↓
GPF男子の出場選手GPF女子の出場選手

グランプリシリーズ2017 シニア・ジュニアの全選手のポイントランキング
シニア男子シニア女子ジュニア男子ジュニア女子

出場条件
男子・女子

グランプリファイナル2017 男子の出場選手とポイント・出場条件

ISU Grand Prix of Figure Skating 2017/2018

まずはポイントランキングを確認していただいた上でファイナル出場条件について記載したいと思います。

※11月26日、シリーズ最終戦スケートアメリカ2017終了時点

ファイナル出場の可能性のある選手と日本代表選手のみ抜粋しています

ISUグランプリシリーズ2017 男子のポイントランキング抜粋

順位選手ポイントRUSCANCHNJPNFRAUSA
1ネイサン・チェンアメリカ301515
2宇野昌磨日本281513
3ミハイル・コリヤダロシア261115
4セルゲイ・ボロノフロシア261511
5アダム・リッポンアメリカ261313
6ボーヤン・ジン中国22139
↑グランプリファイナル出場選手6人↑
7ジェイソン・ブラウンアメリカ22139
8ハビエル・フェルナンデススペイン20515
9ミーシャ・ジーウズベキスタン20911
↑グランプリファイナル 補員選手3人↑
25無良崇人日本404
26田中刑事日本44
27友野一希日本44
40佐藤洸彬日本00

スポンサードリンク



グランプリファイナル2017 男子の出場条件

基本的にポイントの上位6選手が出場できるのですが、同一ポイントで並んだ場合は下記の条件で順位をつけます
1.2戦のうち最上位の試合の順位が高い選手
2.それも同じ場合は2試合のスコアの合計
この他も条件はありますが優先順位の高いこの2つの条件で決着がつく場合がほとんどです。

ということで優勝が最も有利、さらに0.01点でも高いスコアを獲得していることが重要になります。

2試合で表彰台にあがればファイナル出場の最低条件、混戦だと条件が複雑になり最後までわからないのがグランプリファイナル出場条件です。

フランス大会まで5試合が終わり日本の宇野昌磨選手とロシアのミハイル・コリヤダ選手がファイナル出場を決めました。

まずファイナル出場を決めたのは日本の宇野昌磨選手。優勝+2位で他の選手の結果に関係なくGPファイナル出場権獲得です。

ロシアのミハイル・コリヤダ選手はロステレコム杯3位+中国杯優勝で26ポイント獲得しており、フランス大会の結果を受けてグランプリファイナル出場が決まりました。

残りの男子のグランプリファイナル出場枠は4枠です。

スケートアメリカの結果、ネイサン・チェン選手、セルゲイ・ボロノフ選手、アダム・リッポン選手、ボーヤン・ジン選手がグランプリファイナル出場権を獲得しました。

次点につけていたのが22ポイントのジェイソン・ブラウン選手。スケートアメリカでボーヤン・ジン選手が4位になり22ポイントで並びましたが2試合の合計スコアがボーヤン・ジン選手の方が高かったためボーヤン・ジン選手のランキングが上になります。

→2017/11/10 羽生結弦選手はNHK杯欠場のためグランプリファイナル出場はできません。

グランプリファイナル2017 男子の出場選手

最終戦のスケートアメリカの結果により下記の選手のグランプリファイナル出場が確定しました。

・ネイサン・チェン選手(優勝+優勝=15+15=30P)
・宇野昌磨選手(優勝+2位=15+13=28P)
・ミハイル・コリヤダ選手(3位+優勝=11+15=26P)
・セルゲイ・ボロノフ選手(優勝+3位=15+11=26P)
・アダム・リッポン選手(2位+2位=13+13=26P)
・ボーヤン・ジン選手(2位+4位=13+9=22P)out
・ジェイソン・ブラウン(2位+4位=13+9=22P)

補員
ハビエル・フェルナンデス(スペイン)
ミーシャ・ジー(ウズベキスタン)