フィギュアスケートのISUグランプリファイナル2017、女子シングルの出場選手を決めるポイントランキングから出場条件をまとめてお届けします。

ポイントランキングを最終版に更新、グランプリファイナル出場選手6人と補員3人が決まりました。

ロシアのエフゲニア・メドベージェワ選手の欠場により宮原知子選手の繰り上げ出場が決定しました。

10月から始まるグランプリシリーズ2017では各選手が6戦のうち最大2試合にエントリーし、順位をポイント化してファイナルを目指します。

グランプリファイナルの出場選手の人数はわずか6人と世界一決定戦の中でも出場条件が厳しい大会です。

グランプリシリーズ2017 シニア・ジュニアの全選手のポイントランキング
シニア男子シニア女子ジュニア男子ジュニア女子

出場条件
男子・女子

グランプリファイナル2017 女子の出場選手とポイント・出場条件

ISU Grand Prix of Figure Skating 2017/2018

まずはポイントランキングを確認していただいた上でファイナル出場条件について記載したいと思います。

※11月27日、第6戦スケートアメリカ終了時点

ファイナル出場の可能性のある選手と日本代表選手のみ抜粋しています

ISUグランプリシリーズ2017 女子のポイントランキング抜粋

順位選手ポイントRUSCANCHNJPNFRAUSA
1エフゲニア・メドベージェワロシア301515
2アリーナ・ザギトワロシア301515
3ケイトリン・オズモンドカナダ261511
4カロリーナ・コストナーイタリア261313
5マリア・ソツコワロシア261313
6樋口新葉日本241113
↑グランプリファイナル出場権獲得↑
7宮原知子日本22715
8坂本花織日本20713
9ポリーナ・ツルスカヤロシア20119
↑グランプリファイナル補員↑
10エレーナ・ラジオノワロシア20911
11三原舞依日本1899
12本田真凜日本1477
14アシュリー・ワグナーアメリカ1111R
15エリザヴェート・トゥルシンバエワカザフスタン1037
16ガブリエル・デールマンカナダ1055
17長洲未来アメリカ909
19アリョーナ・レオノワロシア954
20本郷理華日本954
21白岩優奈日本835

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グランプリファイナル2017 女子の出場条件

基本的にポイントの上位6選手が出場できるのですが、同一ポイントで並んだ場合は下記の条件で順位をつけます
1.2戦のうち最上位の試合の順位が高い選手
2.それも同じ場合は2試合のスコアの合計
この他も条件はありますが優先順位の高いこの2つの条件で決着がつく場合がほとんどです。

ということで優勝が最も有利、さらに0.01点でも高いスコアを獲得していることが重要になります。

5試合が終わりロシアのエフゲニア・メドベージェワ選手とアリーナ・ザギトワ選手、マリア・ソツコワ選手、カナダのケイトリン・オズモンド選手、イタリアのカロリーナ・コストナー選手がファイナル出場権を獲得しました。

メドベデワ選手は骨折が発覚しましたがファイナルにはドクターストップがかからない限り出場の意向とのことです。(ロシアスケ連サイトより)

残りは1枠です。

現時点6番手のボーダーライン上にいるのは日本の樋口新葉選手でロステレコム杯3位+中国杯2位で24ポイントを獲得しています。

残り1試合のスケートアメリカの出場選手ではポリーナ・ツルスカヤ選手とアシュリー・ワグナー選手が候補。

樋口新葉選手のファイナル出場には以下の条件があります。
・ツルスカヤ選手・ワグナー選手以外の選手の優勝
さらに、
・ツルスカヤ選手が2位未満、または209.50点未満で2位
・ワグナー選手が2位未満、235.75点未満で2位
樋口新葉選手のファイナル出場の可能性は高いです。

スケアメ女子FSでツルスカヤ選手が4位、アシュリー・ワグナー選手は途中棄権し樋口新葉選手のファイナル出場権獲得が決まりました!

グランプリファイナル2017 女子の出場選手

スケートアメリカの結果により下記の選手のグランプリファイナル出場が確定しました。

・エフゲーニャ・メドベージェワ選手(優勝+優勝=15+15=30P)
・アリーナ・ザギトワ選手(優勝+優勝=15+15=30P)
・ケイトリン・オズモンド選手(優勝+3位=15+11=26P)
・カロリーナ・コストナー選手(2位+2位=13+13=26P)
・マリア・ソツコワ選手(2位+2位=13+13=26P)
・樋口新葉(3位+2位=13+11=24P)
・宮原知子(5位+優勝=7+15=22P)

補員
宮原知子
坂本花織
ポリーナ・ツルスカヤ