韓国で開催される次の冬季オリンピック「平昌オリンピック2018」のフィギュアスケートのカナダの男子シングルの代表選手の候補・選考の対象になりそうな選手の紹介とデータ・予想です。
予想に活用してください。
カナダの男子のフィギュアスケートの出場枠は2枠。2人の男子シングルの選手を派遣できます。
カナダ代表の選考基準を探したものの見つけられませんでしたが1月のカナダ選手権の結果は重視されるものと思われます。
データは日本代表選考にもある世界ランキング・シーズンランキング・シーズンベストと自己ベストスコア、GPS2017と世界選手権2017の結果を抽出しています。
男子 アメリカ・ロシア・カナダ
女子 ロシア・アメリカ・カナダ
韓国・平昌オリンピック2018 男子のカナダ代表の候補の選手
カナダ代表の候補になりそうな選手をデータを参考に抜粋してみましたがカナダのナショナルの結果によっては別の選手が代表に選出される可能性もあります。
※2017/11/11現在
カナダ | PB | SB | WS | WR | GPS2017 | 世選2017 |
---|---|---|---|---|---|---|
パトリック・チャン | 295.27 | 245.70 | 6位 | 57位 | 4位 | 5 |
ケヴィン・レイノルズ | 253.84 | 226.50 | 26位 | 79位 | 8位 | 9 |
ナム・グエン | 245.21 | 245.21 | 28位 | 38位 | 7位/10位 | – |
キーガン・メッシング | 248.30 | 248.30 | 42位 | 9位 | 8位/5位 | – |
ニコラス・ナデュー | 229.43 | 229.43 | 45位 | 45位 | 7位 | – |
PB=自己ベストスコア SB=シーズンベスト
WS=世界ランキング WR=2017-18シーズンランキング
カナダの男子フィギュアといえばパトリック・チャン選手がエースとして引っ張ってきましたが今季はGPS初戦で250点に届かないスコアで4位と厳しい状況。NHK杯は回避しました。
シーズンベストではキーガン・メッシング選手に次ぐ2番手で3番手のナム・グエン選手とも僅差。
ただパーソナルベストでは他の選手を圧倒しているので優勝候補であることには間違いありません。
昨シーズンの世界フィギュアに出場したケヴィン・レイノルズ選手もシーズンベストは226.50点と伸ばせておらず代表入りは厳しい状況です。
キーガン・メッシング選手はオータムクラシックインターナショナルでパーソナルベストを更新もGPSではNHK杯の234.8点が最高。
ナム・グエン選手もGPSでは苦戦しており、ケヴィン・レイノルズ選手、ギーガン・メッシング選手、ナム・グエン選手の3人で2枠目を争うと予想します。
シニアのカナダフィギュアスケート選手権は2018年1月に開催でその後代表が発表されると思われます。