韓国で開催される次の冬季五輪・平昌オリンピック2018のフィギュアスケートの出場枠「3枠」の条件をまとめてお届けします。

ピョンチャンオリンピックの出場枠を争う枠取りが行われるのは2016-2017シーズンの終わりに開催される世界フィギュアスケート選手権2017、ヘルシンキワールドです。

この結果で各国に最大3枠の出場枠が割り振られます。

出場選手が決まるのは2017年末~2018年1月ごろに行われる各国のナショナル=国内選手権。ヨーロッパ選手権などの結果をみて決める国もあります。

韓国・平昌オリンピック2018 フィギュアスケートの出場枠”3枠”の条件

第23回オリンピック冬季競技大会 XXIII Olympic Winter Games
Pyeongchang 2018 平昌オリンピック
開催国・開催地:大韓民国・江原道平昌
会場:江陵アイスアリーナ

フィギュアスケートのオリンピックの出場権の決め方は基本的には世界フィギュアスケート選手権の出場枠と同じですがオリンピックには定員があるため世界フィギュアのように各国最低1枠の保証がありません。

ソチでは男子と女子のシングルの出場人数は30人、24人分の出場枠が前シーズンの世界フィギュアで決まり残りは予選で争うことになりました。

日本代表の出場枠は男女シングルは世界フィギュアで決定するものと思われます。

まずは世界フィギュアの結果で決まる平昌オリンピックの出場枠の決め方についてです。

平昌オリンピック2018 フィギュアスケートの出場枠 最大の3枠の条件

出場枠の割り振り方は世界選手権の順位がポイントに置き換えられ、ポイントが少ない国に3枠、2枠が与えられるという方法がとられます。

残った枠を2枠以上獲得できなかった国に順位順に男女シングルなら24枠になるまで割り振ります。

出場人数(組) 3枠になる条件 2枠になる条件
1 2ポイント(2位)以下 10ポイント(10位)以下
2 合計が13ポイント以下 合計が28ポイント以下
3 成績上位の2人(組)に対して2人(組)の時の計算方法を適用 成績上位の2人(組)に対して2人(組)の時の計算方法を適用

日本代表は男子・女子シングルは2017年の世界選手権の出場枠を3枠獲得しているので「成績上位の2人(組)に対して2人(組)の時の計算方法を適用」が当てはまります。

つまり1位・5位・10位というような結果の場合は1位と5位の選手のポイントを足して6ポイント、13ポイント以下で3枠となります。

1位と12位、6位と7位でも13ポイントで3枠獲得。最低でも2人目が13位までに入る必要があり簡単な条件ではありません。

個人での順位の争いと同時に実は国の出場権をかけた団体での争いも行われるのがフィギュアスケートの世界選手権です。

↓枠取りの結果はこちらに掲載します↓
平昌オリンピック2018・世界フィギュア2018の日本代表の出場枠