モスクワで行われているフィギュアスケートのグランプリシリーズの初戦、ロシア大会=ロステレコム杯2017の男子フリーで羽生結弦選手が公式戦で初めて4回転ルッツを着氷しました。
現在公式戦で成功が認められている4回転ジャンプのうち最も難易度が高いとされるジャンプです。
昨シーズンまでは「練習はしているが公式戦はこれまでの構成で」と発言していましたが、一転ロステレコム杯でフリースケーティングの予定構成に。
本番で見事に着氷してみせました。
後半のジャンプでミスがありましたがリカバリはしっかり。ただミスが響き自己ベストの223.20点には届かない195.92点という結果でした。
演技終了時点で暫定1位。
後続のネイサン・チェン選手は4Lz+3Tなど難易度の高いジャンプを成功。しかし着氷が乱れるジャンプがありFS単独で193.25点という結果。
羽生結弦選手はフリースケーティングでは1位でしたがショートとの合計でSPの点差を詰められず破れ2位。
優勝はネイサン・チェン選手です。