フィギュアスケートの2017-18シーズンのISUグランプリシリーズ中国大会、中国杯2017の女子ショートの結果・順位・得点を速報&実況でお届けします。

今年・2017年のGPS中国大会の女子フィギュアには日本代表の三原舞依選手・樋口新葉選手・本田真凜選手の3選手がエントリー。平昌オリンピック日本代表選考の行方を占う重要な一戦となりました。

注目の女子シングル・ショートプログラムは11/3の夜に行われます。

グランプリシリーズ中国大会2017 中国杯の女子ショートの結果

ISU Grand Prix of Figure Skating Cup of China 2017/2018
開催国・開催地:中国・北京
日程:2017年11月3日(金)~2017年11月5日(日)

女子ショートプログラム
日本時間2017/11/3 18:10~

グランプリシリーズ中国大会2017 女子の予定構成【GPS中国杯】

結果・リザルト

SP1位はカナダのガブリエル・デールマン選手。冒頭の3T-3Tで幅のあるジャンプを披露しそのまま勢いに乗って滑り切りました。

樋口新葉選手はノーミスでジャンプも高さがありTES速報値は38.78点。実際の技術点は37.68点と下がりましたが演技構成点でも高い評価を得ています。
→プロトコルを見るとフリップはエッジエラー(!)スピンとステップでレベルの取りこぼし有でした

復調の兆しを見せているラジオノワ選手は全てのジャンプを着氷。3Lz+3Tの着氷が少し怪しいくらいで技術点・演技構成点ともに高いスコア。

ロシアのアリーナ・ザギトワ選手は得点源の3Lz+3Loで転倒。ジャンプの転倒以外は素晴らしい演技で高い技術点。

本田真凜選手は3Lz+3Tから予定を変更し3F+3Tを着氷も少し回転が足りないかも。→プロトコルを確認したところ(<)でGOE-でした。

三原舞依選手は全てのジャンプを着氷も回転が足りなかったか技術点が伸びず。速報値が演技後からどんどん下がったのはプロトコルを要確認。
→冒頭の3Lz+3Tの3Tは回転不足(<)のジャッジ。ステップもレベル3の評価

上位選手と日本代表の選手は技術点・演技構成点・ジャンプの構成(予定・実際)を結果の下に掲載していきます。全選手はTwitterに。@figureskate_55

フリーの結果はこちら↓↓
グランプリシリーズ中国大会2017 中国杯の女子フリーの結果

SP順位選手得点
1ガブリエル・デールマンカナダ70.65
2樋口新葉日本70.53
3エレーナ・ラジオノワロシア70.48
4アリーナ・ザギトワロシア69.44
5エリザヴェータ・タクタミシェワロシア67.10
6本田真凜日本66.90
7三原舞依日本66.90
8李香凝中国59.20
9チェ・ダビン韓国53.90
10アンバー・グレンアメリカ52.61
11趙子セン中国50.39

日本代表&上位選手のSP単独のスコアと技術点・演技構成点・ジャンプの構成
ガブリエル・デールマン:70.65点
(技術点:37.51点 演技構成点:33.14点 減点:0.00点)
予定:3Lz+3T LSp FCSp 3F 2A StSq CCoSp

樋口新葉:70.53点
(技術点:37.68点 演技構成点:32.85点 減点:0.00点)
予定:2A / 3Lz+3T 3F
実際:2A / 3Lz+3T 3F

エレーナ・ラジオノワ:70.48点
(技術点:37.17点 演技構成点:33.31点 減点:0.00点)
予定:3Lz+3T FCSp CCoSp 3F 2A StSq LSp

アリーナ・ザギトワ:69.44点
(技術点:39.01点 演技構成点:31.43点 減点:1.00点)
予定: / 3Lz+3Lo 3F 2A
予定: / 3Lz+3Lo 3F 2A
3回転ルッツにつけた3Loで転倒

本田真凜:66.9点
(技術点:35.01点 演技構成点:31.89点 減点:0.00点)
予定:3Lz+3T / 3Lo 2A
実際:3F+3T / 3Lo 2A
コンビネーションジャンプの難易度を下げたもののセカンドジャンプが回転不足か。

三原舞依:66.9点
(技術点:34.66点 演技構成点:32.24点 減点:0.00点)
予定:3Lz+3T / 2A 3F
実際:3Lz+3T / 2A 3F