2018年に韓国で開催される平昌オリンピック(ピョンチャン)のフィギュアスケート競技で日本代表は団体戦に出場できるのか、出場権はいつ決まるのかについてまとめてお届けします。

ソチ五輪で始まったフィギュアスケートの団体戦。

出場条件は男子・女子・ペア・アイスダンスの3カテゴリー以上で出場権を獲得した国のうち、2017年に行われるシニアとジュニアのチャンピオンシップとグランプリシリーズの獲得ポイントの上位10ヶ国と定められています。

平昌オリンピック2018 フィギュアスケートの団体戦の出場国の数・出場権の決め方

日本代表はこの出場条件を満たし団体戦の出場権を獲得することができるのでしょうか。

平昌オリンピック2018 フィギュアスケート日本代表の団体戦の出場権は?

第23回オリンピック冬季競技大会 XXIII Olympic Winter Games
Pyeongchang 2018 平昌オリンピック
開催国・開催地:大韓民国江原道平昌
会場:江陵アイスアリーナ

韓国・平昌オリンピック2018 フィギュアスケートの日程と時間

出場条件は大きく2つ

・2017年のチャンピオンシップ・グランプリシリーズの獲得ポイントランキング上位10ヶ国
・男子・女子・ペア・アイスダンスの3カテゴリー以上で出場権を獲得

この条件を満たせば3カテゴリーで出場可能、さらに個人の出場権を獲得していないカテゴリーの選手もミニマムスコアを満たしていれば4カテゴリーで団体戦に臨むことができます

1つめの条件は2017年のヨーロッパ選手権、四大陸選手権、世界ジュニア、世界フィギュア、翌シーズンのGPS2017とJGP2017、そしてファイナルの各国の選手が獲得したポイントです。

2016-17シーズンの世界フィギュアが終了した時点で日本代表はこのポイントランキングの5位につけています。
→2017/9/30時点で4位で10位の国とは2000近いポイント差があります(1位とは約1300P差)

しかしこの世界フィギュアで獲得できた出場枠は男子シングルの3枠と女子シングルの2枠のみ。

男子・女子・ペア・アイスダンスの3カテゴリー以上で出場権を獲得という条件を満たすためには2017年9月のネーベルホルン杯で平昌五輪の残りの出場枠、ペア5枠・アイスダンス6枠から最低でもどちらかのカテゴリーの1枠を獲得する必要があります。

ネーベルホルン杯2017にてアイスダンスが出場枠を獲得したため2つ目の条件を満たし、あとはポイントランキングの条件を満たすのみとなりました!

ネーベルホルン杯2017 平昌五輪の出場枠の最終予選の日程と時間

団体戦の出場権・出場国が決まるのは12月のグランプリファイナル2017終了後となります。

しかしポイントと各国の選手の今後の出場試合の兼ね合いでGPFを待たずに日本の団体戦の出場権が確定しました。

平昌オリンピック2018 フィギュアスケートの団体戦の出場国・エントリー

日本代表の選手が決まるのは12月の全日本フィギュアスケート選手権2017です。