村上佳菜子選手が国別対抗戦のエキシビションで引退を発表しました。

年齢は22歳とまだ若いのですが国別対抗戦2017のエキシビションで「現役最後の演技」を披露。

浅田真央さんが引退を発表した2017年4月、日本の女子フィギュア選手がもう一人引退を発表してしまいました。

現役最後に選んだ曲は2012-2013年シーズンのショートプログラムの曲「Prayer for Taylor」

世界フィギュアで4位になったプログラムです。

フィナーレでのコメントはこちら。

「本日はこのような場を設けていただき本当にありがとうございました。
わたくし、村上佳菜子は今日をもちまして現役を引退します。
ほんっとにたくさんの応援ありがとうございました。
これからはフィギュアスケートを通して皆様に恩返しをしていけるようより一層努力してまいりたいと思います。
応援またよろしくお願いします。ありがとうございました。」

このあと村元哉中選手とのハグをきっかけに全選手が村上佳菜子選手を囲んでハグ。最後は羽生選手が背中を押して先頭に立ってリンクを一周。

最後までスマイルでした。

ジュニア時代から日本代表として活躍し世界ジュニア優勝、ソチオリンピック日本代表、世界フィギュア4位入賞、四大陸選手権優勝など結果を残してきた村上佳菜子選手。

これまでの選手生活での最高得点は全て四大陸選手権で記録しています。

パーソナルベスト(自己ベストスコア)
トータルスコア:196.91(四大陸選手権2014)
ショートプログラム:68.51(四大陸選手権2016)
フリースケーティング:132.18(四大陸選手権2014)

↓これまでの活躍はこちらにまとめています↓
村上佳菜子の過去の試合の結果・成績 オリンピックの順位は?

現役最後の試合は12月の全日本フィギュアスケート選手権。

8位という結果でしたがショート12位から「スケート人生の全てを出せました」とコメントする素晴らしい演技で順位をあげ笑顔を見せてくれました。

ショーでまた素敵な演技と笑顔が見られることを楽しみにしています!