羽生結弦選手の全日本フィギュアスケート選手権欠場が発表されました。平昌五輪の日本代表の最終選考会である全日本選手権の欠場で平昌オリンピック2018の日本代表入りの可能性はどうなるのかまとめてお届けします。

NHK杯の直前練習で転倒し足を故障した羽生結弦。全治3-4週間という報道がありましたがまだリンク上で練習ができておらず故障は長引いているようで12/18に欠場が発表されました。

今年は韓国で冬季オリンピックの平昌オリンピックが開催されます。五輪や世界選手権の日本代表の最終選考会は全日本選手権となっており出場が選考対象になる前提になっています。

平昌オリンピック2018 フィギュアスケート日本代表の選考基準と出場条件

欠場となった場合にオリンピックの出場権はどうなるのか気になっている方も多いと思うので今年も昨年同様にはなりますが情報をまとめておきます。

結論からいうと羽生結弦選手は全日本選手権を欠場しても日本代表に選出される可能性が高いです。

日本代表の選考基準には「最終選考会である全日本選手権大会への参加は必須」とあるのですが救済条件も設けられています。

それが「過去に世界選手権で表彰台を獲得した実績のある選手」が「怪我などのやむを得ない理由で出場できなかった場合」は選考の対象となる場合があるという文言で、怪我や病気による欠場の場合は大会本番に治る見込みがある場合、日本代表に選出される可能性があります。

昨年世界選手権で優勝している羽生結弦選手はもちろん「過去に世界選手権で表彰台を獲得した実績のある選手」に該当、理由も怪我なので「やむを得ない理由」です。

羽生結弦選手は昨シーズンの世界フィギュアで優勝しましたが、昨年の全日本フィギュアは直前に欠場を発表。理由はインフルエンザでした。

この時も全日本選手権の成績以外の選考基準の多くに該当しておりグランプリファイナルでは優勝していたため代表入りとなっています。

そのため今年も全日本選手権を欠場したとしても怪我が平昌オリンピックまでに快復する見込みがある場合、ほぼ確実に日本代表に選出されると思われます!

というのも全日本選手権とNHK杯の欠場により出場できなかったGPFの成績以外の選考基準はすべて1位か2位で満たしており、実績は日本人トップだからです。

平昌オリンピック2018 フィギュアスケート男子の日本代表の候補選手

無理に出場しなくても代表入りはほぼ間違いなし、ということで一日も早く怪我が治り万全な身体でオリンピックに挑めることを祈ります。