フィギュアスケートのGPFことグランプリファイナル2016のシニアの男子フリーの結果と順位・得点を速報&実況でお届けします。

男子のGPファイナルには4連覇がかかる羽生結弦選手と宇野昌磨選手が出場、ハビエル・フェルナンデス選手、パトリック・チャン選手らと世界一をかけて戦います。

今年のISUグランプリシリーズのファイナル。開催地はフランス・マルセイユです。

グランプリファイナル2016 マルセイユGPF男子フリーの結果

2016-2017シーズン ISUグランプリファイナル2016
ISU Grand Prix of Figure Skating Final 2016/17
開催地:フランス・マルセイユ
日程:2016年12月10日(土)
※日本時間12/11
男子シングル フリースケーティング 結果・リザルト

↓日程・タイムスケジュールとその他のクラスの出場選手や滑走順・結果はこちらから↓
グランプリファイナル・ジュニアグランプリファイナル2016 日程と時間

ジグランプリファイナル2016 男子フリーの結果・順位

羽生選手は転倒・抜けなどがありFSの得点を伸ばせず。SPの点差を守り切って優勝、4連覇もFSは3位で悔しそう。

ネイサン・チェン選手が4回転ジャンプを3種類4本着氷。PBを約17点更新。2位。

宇野昌磨選手はコンボ1抜けながらPB更新。TES104.75点とパーフェクトなら200点超のスコアが出ることは間違いなし。2年連続3位表彰台を獲得。

パトリック・チャン選手は3回の転倒。フェルナンデス選手もジャンプでミスが目立ち3強がフリーで得点を伸ばせませんでした。

簡単な演技の構成と技術点・演技構成点を一番下に掲載していきます。

順位選手得点SPFS
1羽生結弦日本293.9013
2ネイサン・チェンアメリカ282.8551
3宇野昌磨日本282.5142
4ハビエル・フェルナンデススペイン268.7734
5パトリック・チャンカナダ266.7525
6アダム・リッポンアメリカ233.1066

FSの得点と技術点・演技構成点・構成

全選手のFSの得点と技術点・演技構成点 簡単な構成を掲載します。プロトコルが発表されたら追記します。

羽生結弦:187.37点
(技術点:96.01点 演技構成点:92.36点 減点:1.00点)

4Lo 4S FCCoSp StSq 3F / 4S 4T 3A+3T 3A+1Lo+2S FCSSp ChSq 1Lz CCoSp
4Loは堪えて着氷。後半の4Sで転倒。ここが鬼門かな。最後のルッツが抜けたのがもったいない。スピンでのレベルの取りこぼしもあり全日本での修正に期待。

ネイサン・チェン:197.55点
(技術点:113.13点 演技構成点:84.42点 減点:0.00点)

4Lz+3T 4F 4T+2T+2Lo 4T ChSq / 3A 3Lo 3F+3T 3Lz CCSp StSq FCCoSp CCoSp
4回転3種4本を着氷!PBを17点ほど更新しFS1位。ステップやスピンでレベルの取りこぼしはあったもののすべての要素が加点のつく出来栄え。一気にヒラマサ五輪のメダリスト候補に仲間入り。

宇野昌磨:195.69点
(技術点:104.75点 演技構成点:90.94点 減点:0.00点)

4F 4T 3Lo FCSp StSq FCCoSp / 3A 4T+2T 3Lz 3A+1Lo+3F 3S ChSq CCoSp
転倒こそなかったもののコンボ抜け。コンボ1抜けで技術点100点超えはパーフェクトが楽しみ。ルッツはエッジエラー(!)のジャッジ。

ハビエル・フェルナンデス:177.01点
(技術点:86.17点 演技構成点:91.84点 減点:1.00点)
3T 4S+2T 3A+2T CSSp / 4Sso 3A 3Lz 3F+1Lo+3S FCCoSp 3Lo StSq CCoSp
3Aで転倒。最初の4Tは抜け。ピークは年明け。

パトリック・チャン:166.99点
(技術点:80.21点 演技構成点:90.78点 減点:4.00点)
4T 3A 4S CCSp / 3T 3A 3Lo 3Lz+2T+2Lo 3F FSSp StSq CCoSp
4T、3A、3Aと転倒しコンボが1つだけに。今季順調だっただけに残念。

アダム・リッポン:149.17点
(技術点:67.97点 演技構成点:83.2点 減点:2.00点)
4T 3F3T美 3S FCSp StSq 後半 3A+2T 3A 3Lz 2Lo CCoSp 3Lz ChSq FCCoSp
4Tは転倒。ジャンプの乱れが目立ちいつものクリーンな滑りとはいかず。ルッツの転倒は珍しい。