フィギュアスケートのISUグランプリシリーズ・フランス大会、フランス杯2016の男子フリーの結果と順位・得点をお届けします。

GPS4試合目のフランス・パリ大会、男子シングルには日本代表の無良崇人選手がエントリー。

ロステレコム杯優勝のでハビエル・フェルナンデス選手がSP1位、優勝か2位でグランプリファイナル出場権が確定します。

グランプリシリーズ・フランス大会2016 フランス杯の男子フリーの結果

ISU Grand Prix of Figure Skating Trophée de France 2016/2017
開催国:フランス
開催地:パリ
日程:2016年11月11日(金)~2016年11月13日(日)
※現地時間
男子シングル フリースケーティング 結果・リザルト

↓日程やその他のクラスの結果・滑走順はこちら↓
グランプリシリーズ・フランス大会 フランス杯2016の日程と時間

フランス杯2016 男子フリーの結果と順位

優勝はロステレコム杯に続いてスペインのハビエル・フェルナンデス選手。グランプリファイナル出場を決めました。

デニス・テン選手が2位に入りました。

日本の無良崇人選手はフリーで一つ順位をあげて5位。ファイナル出場権は逃しましたが全日本フィギュアに向けジャンプの調子は上がってきたようです。

日本代表の選手と注目選手のフリー単独の得点、簡単な演技の構成と技術点・演技構成点を一番下に掲載しています。

次は中国杯です。
グランプリシリーズの中国大会2016 男子のエントリー 出場選手の1試合目の結果とPB・SB

順位選手得点SPFS
1ハビエル・フェルナンデススペイン285.3811
2デニス・テンカザフスタン269.2633
3アダム・リッポンアメリカ267.5342
4ネイサン・チェンアメリカ264.8024
5無良崇人日本248.4265
6ヨリック・ヘンドリックスベルギー230.4758
7ミーシャ・ジーウズベキスタン229.0686
8シャフィク・ベセギエフランス225.0279
9アルトゥール・ドミトリエフロシア218.70117
10ブレンダン・ケリーオーストラリア199.40910
11イヴァン・リギーニイタリア185.811011

FSの得点と技術点・演技構成点 簡単な構成と感想

日本代表・注目選手のFSの得点と技術点・演技構成点 簡単な構成と感想を掲載します。プロトコルが発表されたら追記します。

掲載しきれない選手はTwitterで。@figureskate_55

ハビエル・フェルナンデス:188.81点
(技術点:97.53点 演技構成点:92.28点 減点:1.00点)

4T 4S+2T 3A+2T 4S 3A 3Lz 2F+1Lo+3S 3Lo
疲労感が見え転倒などミスもありましたが97点台という高い技術点。最初の4Tは2.86点の加点。

アダム・リッポン:182.28点
(技術点:94.64点 演技構成点:87.64点 減点:0.00点)

4T 3F+3T 3S 3A+2T 3A 3Lz+2T+2Lo 3Lo 3Lz
4回転は1本とほかの選手に構成では劣りますが全ての要素が加点のつくクリーンな滑りで基礎点に約14点の加点。

デニス・テン:180.05点
(技術点:93.39点 演技構成点:86.66点 減点:0.00点)

4T 3A+2T 3S 3F 3A 3Lz+3T 3F+2T 3Lo
ジャンプをすべて決めガッツポーズ。スロースターターのテン君がこの時期にここまで仕上げていると世界フィギュアが楽しみ。

ネイサン・チェン:171.95点
(技術点:94.59点 演技構成点:79.36点 減点:2.00点)

4Lz+3T 4F 4S 4T 4T 2A 3F+3T+2Lo 3Lz
4回転4種5本、転倒が2つありコンボ抜けのリカバリもできませんでしたがルッツ、フリップには高い加点。パーフェクトなら100点近い技術点になりそう。

無良崇人:170.04点
(技術点:89.84点 演技構成点:81.2点 減点:1.00点)

4T+2T 4T 3A 3S 3A+3T 3Lo 3F+1Lo+2S 3Lz
フリップのエッジエラー、最後のルッツで転倒はあったもののジャンプはほぼ戻ってきた印象。3Aはどちらも2点以上の加点、ステップはレベル4に1.20の加点と高い評価。

ミーシャ・ジー:156.57点
(技術点:77.63点 演技構成点:79.94点 減点:1.00点)

3A 4T 3F+1Lo+3S 3Lz+3T 3Lz 3Lo+2T 3F 2A
4Tは転倒、3Lz+3Tは回転不足(<)だったものの他はいい滑り。コレオは2.1点と高い加点。