平昌オリンピックのフィギュアスケートの出場枠をかけた最終予選である「ネーベルホルン杯2017」の結果と日本の五輪の出場枠争いの行方をお届けします。
日本代表は男子3枠、女子2枠の五輪の出場枠を昨シーズンの世界フィギュアで獲得しましたがペア・アイスダンスの出場枠は持っておらず予選であるネーベルホルン杯にペアの須藤澄玲/フランシス・ブードロ・オデ組とアイスダンスの村元哉中/クリス・リード組がエントリーしています。
どちらかが出場権を獲得できないと団体戦への出場もできないため種目だけでなくチームジャパンとしても重要な大会です。
フィギュアスケートのネーベルホルン杯2017 結果と五輪の出場枠
Nebelhorn Trophy 2017
開催地:ドイツ・オーベルストドルフ
日程:2017年9月27日~30日
7時間の時差があります。
スペースの都合上こちらには上位6選手・6組の順位・得点を掲載し、リンク先に全選手の結果を掲載しています。
フィギュアスケートのネーベルホルン杯2017 男子シングルの結果
優勝はベルギーのヨリック・ヘンドリックス選手でベルギーに1枠。
さらにスウェーデン・イタリア・韓国・マレーシア・ウクライナが枠を獲得しました。
順位 | 選手 | 国 | 得点 |
---|---|---|---|
1 | ヨリック・ヘンドリックス | ベルギー | 253.06 |
2 | アレクサンダー・ジョンソン | アメリカ | 226.04 |
3 | アレクサンデル・マヨロフ | スウェーデン | 225.04 |
4 | マッテオ・リッツォ | イタリア | 223.27 |
5 | イ・ジュンヒョン | 韓国 | 222.89 |
6 | ジュリアン志傑乙 | マレーシア | 220.67 |
全員の結果はこちら↓
男子SP:フィギュアスケートのネーベルホルン杯2017 男子ショートの結果と順位
男子FS:フィギュアスケートのネーベルホルン杯2017 男子フリーの結果と順位
フィギュアスケートのネーベルホルン杯2017 女子シングルの結果
優勝はオーストラリアのカイラニ・クレイン選手。優勝でオーストラリアに平昌五輪の女子1枠をもたらしました。
枠を獲得した国はオーストラリア、スウェーデン、スイス、ブラジル、フィンランド、ウクライナです。
順位 | 選手 | 国 | 得点 |
---|---|---|---|
1 | カイラニ・クレイン | オーストラリア | 167.45 |
2 | マチルダ・アルゴットソン | スウェーデン | 167.01 |
3 | アレクシア・パガニーニ | スイス | 155.98 |
4 | ナタリー・ヴァインツィアール | ドイツ | 155.85 |
5 | イサドラ・ウィリアムズ | ブラジル | 154.21 |
6 | ヴィヴェカ・リンドフォース | フィンランド | 154.10 |
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女子SP:フィギュアスケートのネーベルホルン杯2017 女子ショートの結果と順位
女子FS:フィギュアスケートのネーベルホルン杯2017 女子フリーの結果と順位
フィギュアスケートのネーベルホルン杯2017 ペアの結果
5枠の出場枠をかけて争いますが枠取りと関係ない国の選手も出場しているため順位=出場枠獲得とはなりません。
優勝はロシアのエフゲーニヤ・タラソワ / ウラジミール・モロゾフ組。
日本代表の須藤澄玲/フランシス・ブードロ・オデ組は11位・出場枠争いの中では6番手でオリンピックの出場枠には一歩届かず補欠一番手に。
オーストラリア・オーストリア・北朝鮮・イスラエル・チェコが出場枠を獲得しました。
順位 | 選手 | 国 | 得点 |
---|---|---|---|
1 | エフゲーニヤ・タラソワ / ウラジミール・モロゾフ | ロシア | 218.46 |
2 | アリオナ・サフチェンコ / ブリュノ・マッソ | ドイツ | 211.08 |
3 | エカテリーナ・アレクサンドロフスカヤ / ハーレー・ウィンザー | オーストラリア | 190.31 |
4 | ミリアム・ツィーグラー / セヴェリン・キーファー | オーストリア | 180.60 |
5 | Annika HOCKE / Ruben BLOMMAERT | ドイツ | 180.37 |
6 | Tae Ok RYOM / Ju Sik KIM | 北朝鮮 | 180.09 |
全員の結果はこちら↓
ペアSP:フィギュアスケートのネーベルホルン杯2017 ペアショートの結果と順位
ペアFS:フィギュアスケートのネーベルホルン杯2017 ペアフリーの結果と順位
フィギュアスケートのネーベルホルン杯2017 アイスダンスの結果
アイスダンスの出場枠は残り6枠。
村元哉中/クリス・リード組はFSで自己ベストを更新し総合2位。五輪のアイスダンスの出場枠を獲得し、その結果日本は団体戦の出場資格を得ました。
優勝したペニー・クームズ / ニコラス・バックランド組のイギリスと日本・ドイツ・韓国・チェコ・スロバキアが1枠獲得しています。
順位 | 選手 | 国 | 得点 |
---|---|---|---|
1 | ペニー・クームズ / ニコラス・バックランド | イギリス | 177.13 |
2 | 村元哉中 / クリスリード | 日本 | 159.30 |
3 | カヴィタ・ローレンツ / ヨティ・ポリゾアキス | ドイツ | 152.50 |
4 | Yura MIN / Alexander GAMELIN | 韓国 | 143.80 |
5 | Cortney MANSOUR / Michal CESKA | チェコ | 143.44 |
6 | Lucie MYSLIVECKOVA / Lukas CSOLLEY | スロバキア | 143.22 |
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アイスダンスSD:フィギュアスケートのネーベルホルン杯2017 ショートダンスの結果と順位
アイスダンスFD:フィギュアスケートのネーベルホルン杯2017 フリーダンスの結果と順位