フィギュアスケートのISUグランプリシリーズ・アメリカ大会、スケートアメリカ2016の男子フリーの結果と順位・得点を速報&実況でお届けします。
GPS初戦のアメリカ・シカゴ大会には日本代表の宇野昌磨瀬選手、中国のボーヤン・ジン選手(きんはくよう/金博洋)、アメリカのアダム・リッポン選手、ジェイソン・ブラウン選手がエントリー。
前日に行われたショートでは宇野昌磨選手が1位でフリーに臨みます。
※日本代表の村上大介選手とカザフスタン代表のデニス・テン選手が欠場のため出場選手の人数は10人です
グランプリシリーズ・アメリカ大会 スケートアメリカ2016の男子フリーの結果
ISUグランプリシリーズ スケートアメリカ2016
ISU Grand Prix of Figure Skating Skate America 2016/2017
開催地:アメリカ・シカゴ
日程:2016年10月23日(日)※現地時間
男子シングル フリースケーティング 結果・リザルト
フィギュアスケート GPSスケートアメリカ2016の日程と時間
日程:2016/10/24(日本時間)
開始時間:1時40分
スケートアメリカ2016 男子フリーの結果と順位
1G最後の5番滑走で登場したボーヤン・ジン選手は転倒やステップアウトなどジャンプでミスが目立ったもののスケーティングや表現力での成長を感じるプログラム。
ロシアのセルゲイ・ボロノフ選手はパーフェクトな美しい演技でSBを更新。
アメリカのアダム・リッポン選手はフリーでは冒頭に四回転を入れた構成で少しジャンプをこらえる場面はあったものの美しい演技でこちらもまたSBを更新。
宇野昌磨選手は後半のジャンプでミスがあったもののほぼパーフェクトな演技で現地のお客さんもスタオベ。FS190.32点の自己ベストには届きませんでしたがSBを更新。
アメリカのジェイソン・ブラウン選手はSPで転倒した4回転トーループを着氷するなどほぼパーフェクトな演技で自己ベストを5点以上更新。
スケアメ男子の優勝は宇野昌磨選手、2位に逆転でジェイソン・ブラウン選手が入り3位にアダム・リッポン選手。女子同様日本とアメリカの選手が表彰台です。
男子フリーは好演技が続きました。
次戦はスケートカナダ!エントリーの一覧にPBとSBを追加してみました。
グランプリシリーズのカナダ大会2016 男子のエントリー 出場選手の自己ベストとシーズンベスト
順位 | 選手 | 国 | 得点 | SP | FS |
---|---|---|---|---|---|
1 | 宇野昌磨 | 日本 | 279.34 | 1 | 1 |
2 | ジェイソン・ブラウン | アメリカ | 268.38 | 3 | 2 |
3 | アダム・リッポン | アメリカ | 261.43 | 2 | 3 |
4 | セルゲイ・ボロノフ | ロシア | 245.28 | 5 | 5 |
5 | ボーヤン・ジン | 中国 | 245.08 | 8 | 4 |
6 | ナム・グエン | カナダ | 239.26 | 4 | 7 |
7 | マキシム・コフトゥン | ロシア | 230.75 | 10 | 6 |
8 | ティモシー・ドレンスキー | アメリカ | 226.53 | 6 | 8 |
9 | ヨリック・ヘンドリックス | ベルギー | 224.91 | 7 | 9 |
10 | ブレンダン・ケリー | オーストラリア | 211.76 | 9 | 10 |
スケートアメリカ2016 男子FSの得点と技術点・演技構成点
宇野昌磨:190.19点
(技術点:100.11点 演技構成点:91.08点 減点:1.00点)
4F 4T 3Lo FCSp StSq CCoSp / 3A+3T 4T+2T 3Lz 3A 3S ChSq
終盤のトリプルアクセルで転倒があったもののそれまでの要素はどれもクリーン。後半は少し疲れたのか最後のスピンはSPのようには決まりませんでした。ノーミスはお預けですがトータルスコアでPB更新。技術点は100点超で演技がこれからさらに仕上がれば史上4人目の200点超えも見えるかも。
ジェイソン・ブラウン:182.63点
(技術点:92.61点 演技構成点:90.02点 減点:0.00点)
4T 3A+2T CCSp StSq / 3A FCCoSp 3Lz 3F+3T 2A ChSq 3Lo 3Lz+1Lo+3S CCoSp
冒頭の4回転ジャンプはSPで転倒したジャンプでしっかり着氷。プロトコルを見ると回転不足、3F+3Tもエッジエラーを取られていますが美しい演技で自己ベストを更新しました。
アダム・リッポン:174.11点
(技術点:89.25点 演技構成点:85.86点 減点:1.00点)
冒頭の4回転は転倒したもののそれ以外はパーフェクトな美しい演技。リッポンルッツは 1.50点の加点。
ボーヤン・ジン:172.15点
(技術点:95.15点 演技構成点:78点 減点:1.00点)
4Lz 4S 3A+1Lo+3S StSq ChSq FCSp / 4T 4T+2T CSSp 3Lz+3T 3A 3F StSq
転倒やステップアウトなどがありジャンプは精彩を欠きましたがスケーティングや表現の面ではかなりの成長。4回転は3種類取り入れておりFSで4回とミスがあっても高い技術点。プログラムも魅力的でジャンプがはまれば優勝がみえるかも。
セルゲイ・ボロノフ:166.6点
(技術点:86点 演技構成点:80.6点 減点:0.00点)
4T 3A+2T 3T3T FCSp ChSq / 3A 3F 3Lz 3Lo+2T+2Lo 2A StSq CCoSp CSSp
美しい滑りでジャンプもきれい。丁寧な演技で本人も笑顔。 フリップはエッジエラーでした。
ナム・グエン:159.64点
(技術点:82.7点 演技構成点:76.94点 減点:0.00点)
4S 3A 3S FSSp ChSq / 3A+3T 3Lz 3Lo 3F+2T+2Lo StSq 3Lz+2T FCCoSp CCoSp
ショートから順位を落としましたが細かいミスはあったもののまとまった演技でジャンプも大きなミスなく決めています。
掲載しない選手は得点だけTwitterへ@figureskate_55