フィギュアスケートのISUグランプリシリーズ・フランス大会、フランス杯2016の女子ショートの結果と順位・得点を速報&実況でお届けします。

GPS4試合目のフランス・パリ大会、女子シングルには日本代表の浅田真央・樋口新葉・永井優香の3人がエントリー。

スケートカナダで優勝したロシアのメドベデワ選手も出場します。

グランプリシリーズ・フランス大会2016 フランス杯の女子ショートの結果

ISU Grand Prix of Figure Skating Trophée de France 2016/2017
開催国:フランス
開催地:パリ
日程:2016年11月11日(金)~2016年11月13日(日)
※現地時間
女子シングル ショートプログラム 結果・リザルト

↓日程やその他のクラスの結果・滑走順はこちら↓
グランプリシリーズ・フランス大会 フランス杯2016の日程と時間

フランス杯2016 女子ショートの結果と順位

ロシアのメドベデワ選手は浅田真央選手の持つショート歴代世界最高得点に迫る78.52点という高いスコア。自己ベストを2点伸ばしています。

2位は好調のカナダのデールマン選手。3位にはGPS初戦のロシアのソツコワ選手が入りました。

樋口新葉選手は東日本フィギュアで復調の兆しをつかんだか最後のフリップは抜けて0点になったものの3Lz+3Tは加点のつく出来。

浅田真央選手はフリップで両足着氷になり回転不足。それでもしっかりまとめた印象。優勝が必須条件のファイナル出場は厳しいが全日本に期待。

ゴールド選手はジャンプが決まらずにショート3つのジャンプの要素のうち2つが0点に。

永井優香選手はジャンプでミスがあり1つのジャンプが0点になりましたがステップはレベル4と少しずつ前に進んでいます。

日本代表の選手と注目選手の簡単な演技の構成と技術点・演技構成点を一番下に掲載しています。

SP順位選手得点
1エフゲーニャ・メドベージェワロシア78.52
2ガブリエル・デールマンカナダ72.70
3マリア・ソツコワロシア68.71
4ローリン・レカヴェリエフランス66.61
5樋口新葉日本65.02
6朴小宴(パク・ソヨン)韓国64.89
7アリョーナ・レオノワロシア63.87
8浅田真央日本61.29
9アナスタシア・ガルスチャンアルメニア56.92
10グレーシー・ゴールドアメリカ54.87
11マエ=ベレニス・メイテフランス52.78
12永井優香日本52.41

SPの得点と技術点・演技構成点 簡単な構成と感想

日本代表・注目選手のSPの得点と技術点・演技構成点 簡単な構成と感想を掲載します。プロトコルが発表されたら追記します。

掲載しきれない選手はTwitterで。@figureskate_55

エフゲーニャ・メドベージェワ:78.52点
(技術点:42.16点 演技構成点:36.36点 減点:0.00点)

3F+3T 3Lo 2A
後半にまとめたジャンプをすべて決めて40点を超える高い技術点。

マリア・ソツコワ:68.71点
(技術点:38.56点 演技構成点:30.15点 減点:0.00点)

3Lz+3T / 3F 2A

樋口新葉:65.02点
(技術点:33.96点 演技構成点:31.06点 減点:0.00点)

2A / 3Lz-3T 2F
最後のフリップが3Fの予定が抜けて2Fになり単独ジャンプは2Aか3回転以上という規定を満たさず0点に。それでも65点に乗せ復調の兆し。

浅田真央:61.29点
(技術点:29.12点 演技構成点:32.17点 減点:0.00点)

2A 3F+2Lo / 3Lo
スケートアメリカの64.47点には届かず。大会前に言っていた通りコンディションが悪い中でもできる限りのことをという力強い演技。フリップは回転不足に。

グレーシー・ゴールド:54.87点
(技術点:23.19点 演技構成点:31.68点 減点:0.00点)

3Lz+3T / 2F A
フリップ、アクセルがともに0点になった上コンビネーションのセカンドジャンプも回転不足とジャンプが入らず。それでも演技構成点で高い評価。

永井優香:52.41点
(技術点:24.64点 演技構成点:27.77点 減点:0.00点)

3S+2T 3Lo / 1A
コンビネーションジャンプは間にターンが入ってしまい後半のアクセルはシングルになり0点に。それでもSBは更新。ステップはレベル4を取るなど一つずつ前へ進んでいる印象。